株式会社リージョナルイノベーションズは2016年10月、秋田県で設立されました。会社名の由来は、日本語で訳しますと「地域から革新を興す」と意味になります。株式会社リージョナルイノベーションズは秋田県各地に眠る膨大な無形・有形な資産を、ウェブを介して日本全国は元より世界を視野に入れて存在を広めていきたいと考えています。

30年～40年前の秋田県は結構ネガティブなイメージが強かったような気がします。更にそれ以前は、集団就職・冬期出稼ぎ（今では死語となりましたが）といった、地域に仕事がないので、地方から中央（首都圏）に稼ぎに行く、秋田県は中央の歯車の一つだったような気がします。
そんな故郷に見切りを付け、刺激や快適さ、稼げる仕事を求めて、若者はふるさとを後にするといったことが日常茶飯事だったように思われます。
こんな都会と田舎の主従関係を一機に変えたのが「ウェブ」の力ではないでしょうか？「ウェブ」が地方と都会の格差を埋めたということでしょうか？「ウェブ」がここまで浸透するまでは、情報を配信するのは、都会でした。都会が中心の情報は、都会がメインで地方の話題はほんの少し・・・
格差の是正は地方独自の情報を、「ウェブ」を介して地方が主張し始めたということが大きなファクターだったのではないでしょうか？地方が丁寧に今あること、起きていることを「ウェブ」で情報配信する、意外にも地方の日常は都会の非日常な訳で、価値ある情報が「ウェブ」に溢れるようになりました。地方が配信する情報の価値は受け取るユーザーが判断するいう平等なスタンスが確立されました。

秋田県でビジネスをスタートして感じたのは、農作物やそれを使った6次産業商品の品質が極めて高いということでした。地域での当たり前が、都会から来た人には、驚きしかありませんでした。地元はもっと潤って当然で、優れた商品を既存の流通だけで流すのではなく、ウェブを介したり、新しい流通手段を考えれば、もっと「儲かる」と確信しました。
農家の方とお話する機会があって、感じたのは、意外に、「儲ける」という感覚が少ないということと、データを残したり、結果を踏まえて、次に修正するとう作業をされていないということでした。
ここはIOT・AIで十分カバーできますし、少し視点を変えれば、伸びシロは十分に存在し、都会のビジネスマンに匹敵するぐらいの年収は手の届くところまできてます。
少しだけビジネスライクな感覚を身につければOKなのです。地方が収入・暮らしやすさで都会を逆転する日も遠い未来ではないわけです。

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